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<備前焼とは>
備前焼は、平安末期から鎌倉初期にかけて岡山県備前市伊部を中心に作り始められ、千年あまりの長い歴史を経てもなおその作陶を受け継いで今日に至ります。
備前焼は、この地方の山々の岩盤を構成する流紋岩に起因し、自然水簸を百五十万年も経たとされる粘土(ヒヨセ)を主原料とし、松割木を燃料として十昼夜前後千三百度の高い火焔で焼成されつくられています。
備前焼の良さは素朴な姿と、多彩な窯変にあって、窯の中の置かれる境遇により、雅味と気品を備え、使うほどに潤いが加わり、汲めども尽きない「あじわい」を増してくることにあります。
この備前焼の素朴さが茶道の侘びと寂びに通じるとして、古来茶人や愛好家に好まれ、いまもなお日本人の心に触れる格調高い焼物としてこよなく愛でられています。
<商品の特徴>
釉薬を使わない備前焼だから、使い込むほどに艶が出て、光沢感のある焦げと深みとのコントラスが増します。
冷蔵庫のポケットにも入るサイズで、ワインや冷酒の保存にどうぞ。約500ml入ります。
「大きさ」
高さ 約19.5cm 口の直径 約3.5cm 胴の直径 約7cm